JRには近郊区間というものがあって、この区間であれば重複しない限りどのルートをたどっても料金は最短距離料金で計算してくれます。
その区間を利用して大回りルートで鉄道旅行を楽しもうというのが近郊区間大回りです。
三宮−元町の切符を買い、三宮から尼崎方向に行き、尼崎で福知山線に乗り換え篠山口経由で谷川に行き、 谷川で加古川線に乗り換え西脇経由で加古川に行き、加古川で乗り換えて元町につくという大周りルートを旅してきました。


■JR福知山線 尼崎〜谷川
尼崎から新三田までは列車の本数も多くすんなりと行けます。
三田は宅地開発が進んでいて人口も多いです。


新三田から篠山口までは単線になり、列車の本数もぐっと減ります。


そして篠山口から谷川までは渓谷部や山間部を走り、無人駅が続いていきます。
乗客は学生を中心に意外と乗っています。



■JR加古川線 谷川〜加古川
谷川で加古川線に乗り換えるのですが、加古川線の谷川から西脇までは列車の間隔が1時間から2時間という単線区間で、 乗り過ごしてしまうとやっかいな路線です。


谷川からの車窓からの風景は田園風景が続いていきます。


日本へそ公園を経て、西脇市まで無人駅が続きます。
近郊区間大回り乗車でも改札を出なければ駅に降りることはできるのですが、 無人駅の場合、料金清算を車内で行うため駅に降りることができないのが残念なところです。


西脇市まで行くと学校や会社が多くなって車内も満員になっていきます。


加古川駅では加古川線で一度改札をくぐって神戸線に乗り換えなくてはいけません。
駅員に近郊大回りだと告げて神戸線に乗り換えます。


加古川から元町までは新快速であっという間に到着。
約5時間の列車の旅でした。