●続・ノーベル賞で大騒ぎ 2002/10/13
いやぁ〜やってくれましたノーベル賞。スパイスたっぷりの料理の数々。ノーベル賞選考委員に萌え萌え〜って感じです。
ベタなジョークが好きなキン肉族にはちょっと難しいかもしれないですが、オチ(平和賞)も決まって「べり〜ていすと」でございます。(^^)
食材の味をしっかりキープしながらかつスパイスをたっぷりふりかけるこういう料理はホントにおいしいです。(^^)
2002年ノーベル賞、ごちそうさまでした。
●ノーベル賞で大騒ぎ 2002/10/11
2002年度ノーベル賞のプロフェッサー小柴と田中耕一さんのダブル受賞で大騒ぎしてますねぇ。
しかも田中さんは初の2人受賞アンド初の民間技術者ってことでネット&マスコミで大もてしてます。
それにしても今回の受賞者2人は思いっきりコントラストが効いてますね。
年齢、経歴、肩書き、(日本国内の?)学会での知名度、それにかたや国家的大規模プロジェクトでかたや民間の小(中?)規模プロジェクト。
ここまで対照的だとなんとなくノーベル賞選考委員のスパイスの効いた皮肉って感じもします。(^^;
2001年の平和賞がアナン国連事務総長って時もなんとなくそんな感じがしたんですが、まぁ欧米のインテリはきつ〜いジョークが好きそうなんでひょっとしたらひょっとするかもしれません。(^^;
田中さんの受賞はプロフェッサー業界にかなり衝撃をあたえてるようで、昨年のノーベル賞受賞者のプロフェッサー野依なんかは素直にその辺をコメントしちゃったために、 各ニュース番組でそこんところが繰り返し放送されてタカビー野依扱いされちゃってますね。(^^;(理系の人間はわりとストレートにものを言う人が多いんですよねぇ)
個人的にはプロフェッサー業界でおそらく理系としては日本で一番知名度が高く、まかり間違ってもノーベル賞にノミネートすらされないプロフェッサー大槻のコメントが聞きたいです。(爆)
大騒ぎといえば某有名ニュース番組での騒動もありました。
田中さんの周りで飛び交う怒声。ノーベル賞受賞者のインタビューなのにまるで殺伐とした犯罪現場のような修羅場。笑ってごまかす司会者。目が点になる田中さん。やっぱりマイナーなメディアは駄目ですねぇ(^^;
色んなところで大騒動のノーベル賞でした。
●同一性ってなによ 2002/09/01
「DEAD OR ALIVE 2」のセーブデータ改変ソフトが同一性保持に違反しとるってんで東京地裁の裁判で負けました。
具体的に何をやってるかというと、メモリカードのセーブデータのコスチューム選択数を6から7に変えるだけ。(あとチェックサムもそれにあわせて変更する) (判決文参照
これが同一性保持に違反するそうです。
おいおい、コスチュームの選択数を7にすれば裸体プレイができるんだからこりゃ間違いなくあらかじめそれを裏技として仕込んでるやん!といいたくなってしまいます。(^^;

この手の裁判でいっつも思うのは、好き勝手にゲームを遊ばせろよ!ってことです。
メーカーのシナリオ通り遊ばなきゃ著作権を侵害するんじゃゴラァ!ちゅうタカビーな要求になんでユーザーが従わなきゃならんのでしょう。
たとえば推理小説を最後の謎解きの章から読むのも自由だし、映画のビデオやDVDを早送りしてラストシーンから見たって自由でしょうから、ゲームだけシナリオ通りにしろつうのが根本的に間違っとりますな。
しかも最近はソフトの売上を伸ばすためにあらかじめこの手の裏技を仕込んでるわけで、通常のプレイでは選択できんのじゃ!といっても説得力もないっちゅよ。(^^;
逆にFFでバグがあって途中フリーズするようなことがあっても、「いやストーリーの進行に支障はないから」とか都合のいい言い訳が出てきたりもします。(^^;
同一性うんぬんというのならソースコード全て開示しろといいたくなりますな。
それがバグでも「いや仕様です」と言い張ったり、実はあらかじめ仕込んであるのになのに「いやバグです」と都合のいいように言い訳られたら同一性もへってくれもありませんな。

別の某有名囲碁漫画のゲームソフトなんかはこりゃもうバグだらけでロクに地の計算もできない。(セキの判定すらできない)
こんなソフトを囲碁ソフトとして売られた日にゃ、「囲碁のルールを全く無視したものを囲碁ソフトとして売るのは囲碁を考えた人に対する冒涜」と訴えたくなります。(^^;
こんなソフトを見るとなんとなくゲーム業界の現状がみえてきますな。
金をかけてるのは、やたら裁判を続けるから法務関係の部署と、とりあえずグラフィックを見栄えよくしとけってことで開発はグラフィック部門だけ。(囲碁ソフトなのにやたら画面上の演出が派手)
それ以外は金をケチるから囲碁ソフトも20年前のファミコンソフトの思考&判定ルーチンの流用でごまかす。
あとは金融筋にゴマをするため金融機関から天下り役員を引き受けるって感じなんでしょう。(^^;
ゲーム業界の明日は真っ暗。そんな気がする話題ですね。
●中古ソフト問題 決着編 2002/04/26
完全勝訴!!ってことで中古ソフト販売が決着しました。(^^)
大騒ぎした割には最終判決は地味〜な扱かいでしたが、まぁ中古ソフト販売が問題無しには変わりはありません。
いつの間にやら頒布権と上映権が分離されてはいますが、まぁ中古ソフト販売には問題はありません。
音楽CDの中古販売を制限できるよう法律を改正しろ!と騒いでるようですが、まぁ中古ソフト販売はぜんぜん問題ありません。
コンピューターソフトの開発現場では実際の開発者はなんの著作権も持てず、著作権法の理念「著作権者の保護を目的とする」ってのが有名無実なのが実際ですが、 まぁ中古ソフト販売にはなんの問題もありません。
音楽業界では某有名ロックグループが某大手芸能プロダクションに対して「ちゃんと契約どおりに著作料支払えや」と訴えるとしっかり芸能界を干されてしまってますが、まぁ中古ソフト販売には全く問題はありません。
中古販売は違法コピーの温床じゃ〜!とゲーム機や音楽CD、そしてCDを複製する装置であるCD-Rドライブを製造販売しているSONYも含めて言っておりますが、まぁ中古ソフト販売には問題ありません。
なんたら協会という名の業界が組織する団体には元行政機関で働いていた人が再就職されてるようですが、まぁ中古ソフト販売は法律的に問題はありません。
なにわともあれ中古ソフト販売は問題無しということです。(^^)
●売れるソフトを作りつづけましょう 2000/07/07
7/6付けのZdnetというニュースサイトに「ゲーム業界の現状と展望−−転換期を迎え, 大型再編の可能性も モルガン・スタンレー・ディーン・ウィッター証券 森田光子氏に聞く」というインタビューが掲載されてました。
この人なんでも「日経アナリストランキングのコンピュータソフト部門で4年連続2位を獲得した同分野の人気アナリスト 」だそうで、 インタビューに答えてセガや任天堂をはじめゲーム業界の分析なんかを述べてました。
その中の一節に「ゲーム業界での大型再編も」という見だしでこれからのゲーム業界の展望についての話があったんですが、それを読んでわたしは腹を抱えて大笑いしてしまいました。
インタビューワーの「それではゲーム業界での再編の予感は?」という問いに「とりあえず売れるソフトを作り続けることでしょう。あとは体力勝負になると思います。」という発言をしてたんですが、 それって「優勝するためには?」「とりあえず連勝を続けることでしょう」とプロ野球解説者が答えるのと同じです。(^^;
売れるソフトを作りつづけられりゃそりゃ生き残れるわ。
問題なのは「売れるソフトを作りつづけるにはどうすればいいのか?」ってことでそれが簡単にできるんなら誰も苦労はしません。(^^;
(まぁ輝かしい経歴を持ってもしょせんアナリストなんて競馬の予想屋と目くそ鼻くそってとこなんでしょうか?)
「日経アナリストランキングのコンピュータソフト部門で4年連続2位を獲得した同分野の人気アナリスト 」がこんな感じですからIT錬金術師が大きな顔でのさばれるのもうなづけると妙に納得した一日でした。(^^)