●日本橋百景 右翼もキタよwGW編 2008/05/09 日本橋マップはこちら
2008年5月3日、憲法記念日に日本橋いってきました。

まず、東京・秋葉原からやってきた電子パーツショップ「千石電商」をチェック。
ここはかつて「ふぁすとばっく」があったところで、その付近には「マルツ」や「デジット」など電子や電気のパーツ屋が並ぶ所です。
電子パーツ中心でケーブルや各種インターフェースの変換コネクタなどを扱っており、レイアウトも綺麗に整頓されていて商品が選びやすくなっていました。


メインストリートには「Uppersコンピューター」という、中古パソコンショップがオープンしていました。
中古パソコンを買うとWindowsXPのProが7000円で買える特典があったり、液晶付DVDプレイヤーを特価販売していたり、いろいろと興味ぶかい店でした。


恵美須町に行くと、なんとあのエロスタワーwと化していた日本橋会館がほぼもぬけの殻になってしまっていました。
残っている店舗はたったの2店で、3Fと5Fでそれぞれさびしく営業しています。
その他の店はどうやら移転していった模様で、2Fフロアはがらんとまったくひとけがなくなってしまっていました。


メインストリートはだんだん飲食店が増えてきていて、新しく立ち食いの寿司屋もオープンしていました。


一方、恵美須町のパーツショップは次々と消滅しており、おそらく日本橋で最初のパソコンパーツショップ・DOS/Vパラダイスの日本橋店も閉店してしまいました。
ただし、難波にある店舗は健在です。


最後に、憲法記念日ということで、みぎ〜な方々の憲法改正のデモが日本橋にやってきました。
軍事オタや兵器オタにアピールしにきたんでしょうかね(笑)

●日本橋百景 恵美須町壊滅編 2006/12/31 日本橋マップはこちら
「ひ、ひどい・・・・・これがあの恵美須町なのか・・・・」思わずつぶやいた後、わたしはその場に涙を流して長い間立ち尽くした・・・・。

恵美須町界隈が本当に酷いことになってます。そこかしこのビルが解体され、まるで廃墟の様相です。これがわたしが20年前にワクワクしながら歩き回った恵美須町の姿だとは考えたくありません。 ソフマップとスタンバイが勢力争いを繰り広げ、間隙を縫うように点在する中古ソフト屋。店頭には何十万円もするパソコンが並び、ショーウィンドごしにトランペットを見つめる黒人少年のCMのようにそれらを眺めて歩いたあの日・・・・

わたしが初めて恵美須町に訪れたのは約20年ほど前のことで、MSX用の中古のROMカートリッジを買い漁ろうと5千円をにぎりしめ、少しでもお金を節約するため梅田から地図を頼りに歩いていったのでした。
しかし期待とは裏腹に100円、200円の中古カセットなどなく(元町高架下なら100円200円でROMカートリッジが買えた)結局「ドラゴンクエスト2」と「激突ペナントレース2」の2本しか買えず砂を噛んだ思いで恵美須町を後にしたのです。

それから数年後、20万円の札束を握り締めたわたしは、心のたぎりを抑えつついよいよパソコンを買いに恵美須町を訪れました。お目当ては当時割安になってきたモノクロ液晶のノートパソコンで、千円でも安く買おうと堺筋の電気屋をかたっぱしから探索し、店員との駆け引きの結果OAシステムプラザでパソコンを買ったのです。
パソコンを買ってからはほぼ一ヶ月に一度の頻度で恵美須町に通い(当時は梅田までの定期があったので交通費がかからなかった)、中古のパソコンソフトを買って帰りました。
その頃は地下鉄恵美須町駅の出入口は電車が到着するたび人であふれ、人ごみを縫うようにして恵美須町を徘徊していたものです。

そして同人誌・同人ソフトを扱う同人ショップの登場で恵美須町駅周辺のにぎわいがピークになりました。恵美須町で同人誌を扱った第1号であるLLパレスは静かな熱気に包まれて、ビルのエレベーター乗り場にエレベーター待ちの客が並んでいました。 (LLパレスもあのビルにこだわらず通りに面した店舗に移っていればとらの穴やメロンブックスに客を取られることもなかったんでしょうねぇ。)

Windows3.1がリリースされDOS/V自作ブームが到来し、ふぁすとばっくやDOS/Vパラダイスなどのパーツショップも恵美須町周辺にぞくぞくとオープンし、Windws95の登場、インターネットの普及とパソコンブームでパソコンショップが乱立し、恵美須町周辺だけでは客がさばききれず徐々に堺筋の北側に店舗が進出した頃から「恵美須町=電脳街」の地位が薄らぎ始めたのでした。

パーツショップが店舗を増やすたび恵美須町からおたくロードへと人の流れが変わっていき、ITバブルの崩壊からパソコンブームも下火になり郊外に大手家電店がぞくぞくオープンし、梅田のヨドバシカメラのオープンで日本橋でんでんタウンの電器店が壊滅状態となり、パーツショップも過当競争で淘汰が始まり統廃合で店舗が減少、恵美須町から店も人も消えていきました。
そして空きビルの解体がはじまり恵美須町の無残な姿が今、目の前にあります・・・・

このまま恵美須町は死んでしまうのか・・・・いやそうは思いたくはない・・・寂寞の思いを抱えて恵美須町を後にしました。

旧中川無線(ナカヌキヤ)跡。


ソフマップ跡。わたしが恵美須町ではじめて買い物をした場所(;_;)です。


廃墟です。


旧ジョーシン跡。


旧ニノミヤ跡。


はじめてPCを買った店。(看板だけが残る)


駐車場になったところも・・・。


売りに出されたビル。


はじめて同人誌を買った店。


メロンブックスは新店舗が大入り。
えるぱれも新店舗をつくっとけばよかったのに。


恵美須町駅出口。さびしくなりました。


番外ですが早くもPS3の60Gが余ってました。(笑)

●日本橋百景 右往左往編編 2003/08/11 日本橋マップはこちら
台風一過の日本橋。店舗の変動が激しくなってます。
既存店舗の移転、統合、増店舗に、新規店舗の開業、廃業と日本橋全体が激しく動いてます。
古今東西まっくす堂という買い取りマックスの親戚?のような店があっというまに閉店、いきつけの古本屋が移転or閉店、新規や老舗のパーツショップが店舗整理で移転統合してたり、 裏通りにあった店がメインストリートに移転したり、勢いのあるイオシスは新店舗オープンと変化が激しいです。
最近はお決まりのコース移動ばかりでしたが、久々に本気で日本橋探索をしました。(^^)
途中、じゃんぱらのチラシをもらったんですが、いつのまに日本橋のサーベルタイガーを標榜したんでしょうね?(^^;
この店も勢いがあるようで、店舗が3店舗に増殖してます。
ただ思うにジャンクパーツショップが増えてるようですが、ジャンクといいつつ使える新古や中古パーツが多いですね。
昔風の本当のジャンク品はあまり見かけません。
壊れて使えなくなった品からパーツ取りをするとか、2,3個買って使えるパーツを組み合わせて1個に自作するなどの用途で売っているのがいわゆる昔風のジャンク品だったんですが。
まぁ当分はこんな感じで激しく流動していくんでしょうね。
ワンダーランド日本橋、右往左往の一日でした。