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元町高架下、通称モトコーは戦後の闇市を起源に、1960年代には高度経済成長と共に、神戸港の港湾労働者や停泊する外国船の船員などの客で東京のアメ横の高架下に匹敵する賑わいを見せたそうで、 労働者向けの作業着や、外国船員向けに中古の家電を扱う店などが多く営業していました。昔は港湾労働者向けのドヤ(簡易宿泊所)もありましたが現在はなくなっています。
その後1980年代に入ると賃料の安さで若者向けのカジュアル衣料や古着の店が元町駅側に開店し始め、徐々に若者客がモトコーを訪れるようになりました。
1990年後半にはインターネットの普及で口コミで人通りが多くなりましたが、2000年に入ると家賃の上昇があったらしく、モトコーを離れる店が増える結果となったようです。

モコトーは激安品や怪しげな品目だけでなく、高級ブランド品や高級腕時計、土地(不動産)さらに中古外車なども売っていました。
ただ、2000年以降は外国船員の客も減少し、閉店する店が多くなりました。
そして2018年、JRがモトコーをつぶす計画を実行し、店舗の立ち退を強行しました。
かつての怪しげな店は激減し、一部、残った店が営業を続けています。
ディープなモトコーが消滅した今、モトコーマップを掲載する理由がなくなり、モトコーマップは2018年8月31日をもって閉鎖することにしました。
さらば、モトコー

元町高架下全図