近鉄奈良駅南側周辺の商店街や奈良公園南に位置する奈良町周辺には８店の古本屋があります。
東向商店街を南に下って、もちいどの（餅飯殿）センター街には智林堂（ちりんどう）書店があります。
智林堂書店は洋書、ミステリー、小説、郷土史、専門書、絵葉書、思想、哲学、一般、文庫、古典文学、芸能、音楽などを扱っています。
2017年6月にやすらぎの道に古書 柘榴ノ國 (ザクロノクニ)ができました。
現代文学を中心にミステリーやSFも扱っている店のようです。
やすらぎの道のひとつ東の道に無人店舗のふうせんかずらができました。基本的にはID登録をしてスマホでロック解除するシステムですが、土日は開放デーで登録不要で入店できます。
本は参加した店ごとにいろいろな本が並んでいます。
「ふうせんかずら」をさらに南に下ってスーパー・ビッグナラ西向にやすらぎ書店があります。営業時間がユニークで昼９０分、よる９０分の営業です。
当日は営業時間があわずに詳細は不明です。(笑)
下御門商店街の南東、元興寺の東の道を南に下ったとろこに酒仙堂があります。
酒仙堂は「畳でくつろげる癒し処」と看板にあるように、店内奥の畳座敷にも本がならんでいて、気さくな店主がおもてなしをしてくれます。
扱う品は奈良史、ミステリー、サブカル、趣味、文学、歴史、一般、文庫、文学、プラモデルなどで、近隣の観光地の穴場なども提供してくれます。
2020年に猿沢池の南西に古書いかり文庫がオープンしました。外国文学書、日本文学書、美術書を中心の店のようです。
元興寺の東にある「ならまち工房」という多店舗の集合施設に慶河堂があります。
歴史・文学、ラテンアメリカ（特にメキシコ）本、スペイン語の洋書などがあるようです。また、ならまちきたまちブックマップという近鉄奈良駅周辺の書店、古書店のマップを発行されていてとっても参考になります。
元興寺の西には白利という店ができました。町屋でこじんまりとした店のようです。

懐古堂近くにあったコミック専門店のプラネットは2014年夏に閉店しました。
またやすらぎの道にあった銀鈴舎（ぎんりんしゃ）も閉店したようです。
小西通りから東向（ひがしむき）商店街をつなぐ路地のアルテ館１Ｆにあった古道具と古本を扱う懐古堂も京都に移転しました。
朝倉文庫は2020年に閉店したようです。
駅南西の小西さくら通りにあったフジケイ堂小西通り店、餅飯殿センター街にあったフジケイ堂もちいどの店は2022年2月20日に閉店しました。
もちいどのセンター街にあった古着屋と古本のJazz a GoGoはなくなりました。
もちいどのセンター街にあった朝倉文庫も閉店しました。
もちいどのセンター街の南にある下御門（しもみかど）商店街にあった十月（じゅうがつ）書林も閉店しました。
(奈良公園周辺の様子はこちらを参照)

近鉄奈良駅北側には３店の古本屋があります。
東向北（ひがしむききた）商店街にある大学堂は、専門書、学術書、古典芸能、歴史、郷土史、文学、趣味、サブカル、一般、美術などを扱っています。また、バイオリン教室も行っているようです。
東向北（ひがしむききた）商店街にある豊住書店はまだ準備中とのことでした。
奈良女子大の北側にあるゆりゆりBooksは絵本、児童書中心の店のようで、週末のみの営業のようです。